2009年5月4日、マルミは初期のFAQ草案をサトシに提出した。ビットコインの定義、ビットコインの入手方法、システムの仕組み、セキュリティに関する考慮事項などのトピックを網羅していた。
サトシはFAQを称賛したが、ビットコインのポジショニングについて重大な懸念を提起した。これらのメールの中で最も歴史的に重要な発言の一つとして、サトシは次のように書いた:
SourceForgeのサイトでは私が自分のサイトで言えないことをたくさん言える…それでも、明示的に「投資として考えてください」と言うのは気が引ける。それは危険な発言であり、その項目は削除すべきだ。彼ら自身でその結論に達するのは構わないが、我々からそのように売り込むことはできない。
このやり取りは、規制リスクに対するサトシの慎重なアプローチと、ビットコインを投機的な投資手段としてではなく、技術および決済システムとして位置づけようとする意図的な努力を明らかにしている。この姿勢は、ビットコインの意図された目的や暗号通貨の規制環境に関する議論で広く引用されている。
出典:COPA対ライト裁判の証言の一環として、2024年2月にマルッティ・マルミによりGitHubで公開。完全な書簡アーカイブはmmalmi.github.io/satoshi/で閲覧可能。