ニコラス・ボーム

2009年1月にbitcoin-listメーリングリストでBitcoinの動作問題を報告し、サトシ・ナカモトから直接返信を受けた英国の商事弁護士・電子商取引政策アドバイザー。

ニコラス・ボームは英国の商事弁護士で、ロンドン・シティの大手法律事務所での経験を持つ。暗号技術、電子商取引、デジタル署名政策に関する議論に積極的に参加し、Cyber-Rights & Cyber-Liberties(UK)の電子商取引政策アドバイザーを務めた。

ビットコインとの関わり: 2009年1月25日 — Bitcoin v0.1のリリースからわずか2週間後 — ボームはSourceForgeのbitcoin-listメーリングリストにソフトウェアの動作問題を投稿した。問題を報告する場としてこのリストが適切かどうかを尋ねた。サトシ・ナカモトは同日中に返信し、詳細を求めるとともに、診断のためにdebug.logファイルを直接送るよう依頼した。

意義: ボームのバグ報告は、暗号学メーリングリストの直接的なコミュニティ外からのビットコインとの最も初期の記録されたやり取りの一つである。リリースから数日以内にソフトウェアに触れたことは、暗号技術と電子商取引に関心を持つ技術志向の専門家へのビットコインの早期の浸透を示している。

関連エントリー

2 エントリー

後日談

COPA 証拠で判明したニコラス・ボームとサトシの未公開メール

ニコラス・ボーム サトシ・ナカモト

ニコラス・ボームは、これまで2009年1月の bitcoin-list における公開バグ報告で知られていたが、COPA対ライト裁判の証拠開示により、実際にはサトシと私信でも継続的にやり取りしていたことが判明した。提出資料には、ルーター設定、ポート8333、'not accepted' ブロック、2009年7月時点のネットワークの極端な小ささに関するやり取りが含まれている。